
2026.07.12 更新
外壁塗装の塗料5種類を徹底比較|失敗しない選び方と年あたりコスト
「外壁塗装の見積もりをもらったけど、シリコン・フッ素・無機…種類が多すぎて何を選べばいいか分からない」 そんなお悩みを、北九州市・古賀市・福津市のお客様からよくお聞きします。 塗料は外壁塗装の費用と寿命を決める最重要要素です。ですが、専門用語が並ぶと初心者の方には判断が難しいのも事実。 本記事では、外壁塗装で使われる主要5種類の塗料を「年あたりコスト」という独自視点で比較し、北九州エリアの気候特性に合った選び方をプロが解説します。 弊社アイルペイントは、北九州市・古賀市・福津市・宗像市で累計4,866棟の施工実績を持つ地域密着の塗装専門店です。1級塗装技能士と2級建築士のダブルライセンス、KFワールドセラ純正無機塗料の九州エリア第1位(2024年度)対応エリア唯一の認定施工店として、現場の本音をお届けします。 訪問販売による契約トラブルが増える今、正しい知識を持つことが後悔のない塗料選びへの第一歩です。 外壁塗装の塗料は大きく5種類|耐用年数と価格の早見表 外壁塗装で使われる塗料は、グレードごとに耐用年数と価格が異なります。本章では以下を解説します。 項目 概要 塗料グレードの基本序列 アクリルから無機までの位置関係を整理 5種類の早見表 耐用年数・価格・特徴を1枚で比較 年あたりコストという視点 単純な価格比較では見えない真のコスパ それぞれ詳しく見ていきましょう。 外壁塗装の塗料グレードの基本序列 外壁塗装の塗料は、主に5つのグレードに分類されます。 下から順に、アクリル、ウレタン、シリコン(ラジカル)、フッ素、無機の序列です。グレードが上がるほど耐用年数が長くなり、価格も上がります。 塗料は外壁塗装の費用全体の約2〜3割を占める要素です。塗料選びを間違えると想定より早く塗り直しが必要になり、生涯コストが大きく膨らみます。 なお、塗膜(とまく)とは塗料が乾燥して外壁表面に形成される膜のことです。この塗膜の質と寿命が、塗料グレードによって決まります。 外壁塗装の塗料5種類の早見表 主要5種類の塗料を、戸建120㎡を基準にまとめました。 種類 耐用年数 価格相場(戸建120㎡) 特徴 アクリル 5〜7年 35万〜50万円 最安だが短命。現在は新築用が中心 ウレタン 7〜10年 40万〜55万円 柔軟性は高いがシリコンに置き換わり減少傾向 シリコン/ラジカル 10〜15年 45万〜65万円 現在の標準。コスパ重視層に最適 フッ素 15〜20年 60万〜85万円 高耐久。商業ビルで多用される 無機 18〜30年 65万〜100万円 最長クラスの寿命。長期居住者向け 価格には塗料代・足場代・工賃が含まれます(弊社目安)。 「年あたりコスト」で見ると塗料選びが変わる 塗料を価格だけで比較すると、安いものを選びがちです。しかし耐用年数を考慮した「年あたりコスト」で見ると、印象が変わります。 弊社の主軸プランで試算します。 プラン 価格(戸建120㎡) 耐用年数目安 年あたりコスト ラジカルシリコン 47.8万円 約10年 約4.78万円/年 プレミアム無機ハイグレード 68.5万円 約20年 約3.43万円/年 価格差は約20.7万円ですが、年あたりコストは無機の方が安いという結果になります。 「あと20年以上この家に住む」「定年後の出費を抑えたい」という方には、初期費用が高くても無機塗料の方が結果的にお得です(弊社調べ)。 外壁塗装の塗料5種類を徹底比較|特徴・価格・寿命の違い 本章では、5種類それぞれの特徴を弊社が現場で使ってきた経験を踏まえて解説します。 塗料の種類 主な特徴 おすすめ層 シリコン/ラジカル コスパと性能のバランス◎ 初めて塗装する標準層 フッ素 高耐久・大規模物件向け 商業ビル、戸建上位層 無機 最長クラスの寿命 長期居住予定の方 機能性塗料 遮熱・低汚染等の付加価値 立地特性に合わせたい方 順に見ていきましょう。 シリコン塗料/ラジカル塗料|標準グレードの定番 シリコン塗料とラジカル制御塗料は、現在の外壁塗装で最も多く選ばれているグレードです。耐用年数は10〜15年、価格と性能のバランスが取れています。 弊社では主力のラジカルシリコンプランに、エスケー化研「プレミアムシリコン」を採用しています。理由はシンプルで、現場での施工実績が長く品質トラブルが極めて少ないためです(弊社調べ)。 「とにかく費用を抑えたい」「次の塗り替えまで10年程度持てば良い」という方には、まず候補となる塗料です。 フッ素塗料|高耐久・大規模物件向け フッ素塗料は、商業ビルや公共施設で多用されてきた高耐久塗料です。耐用年数は15〜20年で、シリコンと無機の中間グレードに位置します。 戸建住宅でも選択肢のひとつですが、近年は同価格帯で無機塗料が選ばれるケースが増えています。フッ素単独で選ぶより、屋根用フッ素塗料との組み合わせで真価を発揮する塗料です。 無機塗料|最長クラスの寿命と本物の見分け方 無機塗料は、現在市販されている塗料のなかで最も耐用年数が長いグレードです。鉱物(ガラス・セラミック等)を主成分とし、紫外線による劣化に強いのが特徴です。 ただし「無機塗料」と一口に言っても、無機成分の配合率は製品によって大きく異なります。配合率が低いものは、実質的にシリコン塗料と変わらない性能のものもあります。 弊社はKFケミカル「KFワールドセラ」シリーズの認定施工店です。同シリーズは全国の認定施工店経由でしか入手できない純正品で、弊社は全国第2位/九州エリア第1位/北九州市・古賀市・福津市では唯一の認定店です(KFケミカル公表)。 「20年以上長持ちする塗装をしたい」「次の塗り替えは行わずこの家で住み続けたい」という方は、無機塗料を選ぶ価値があります。 機能性塗料|遮熱・低汚染など目的別の選択肢 ベース塗料に加え、特定の機能を持たせた塗料もあります。代表的なものは以下の3種類です。 遮熱塗料:太陽光の赤外線を反射し、室内温度の上昇を抑える。北九州の夏対策に有効 低汚染塗料:汚れがつきにくく、雨で流れやすい。工業地帯由来の汚れ対策に有効 光触媒塗料:紫外線で汚れを分解。日当たりの良い立地で効果を発揮 機能性塗料は、ベースのシリコンや無機塗料に機能を付加する形が一般的です。 外壁塗装の塗料選び|失敗しない4つのポイント 塗料を選ぶ際は、価格や耐用年数だけでなく、ご自身の状況に合った判断軸を持つことが重要です。本章で解説する4つのポイントは以下です。 ポイント 一言で言うと ①今後何年その家に住むか 居住予定年数で適正グレードが決まる ②年あたりコストで比較する 単純価格より「持ちの長さ」込みで評価 ③北九州エリアの気候特性に合わせる 海沿い・市街地・郊外で推奨が変わる ④認定施工店で純正品を選ぶ 塗料品質と施工品質の両輪が重要 それぞれ順に解説します。 ポイント①|今後何年その家に住むかで決める 最初の判断軸は「あとこの家に何年住むか」です。 居住予定が10年程度なら、ラジカルシリコンで十分です。次の塗り替えタイミングを迎える前に住み替えや建て替えとなる可能性が高く、高グレード塗料の優位性を活かしきれないためです。 居住予定が20年以上なら、無機塗料が結果的にお得です。途中での塗り直しが不要になり、生涯コストが下がります。 ポイント②|「年あたりコスト」で比較する 早見表で示したように、年あたりコストで見ると塗料選びの結論が変わります。 弊社4プランの年あたりコストを再掲します。 プラン 価格 耐用年数目安 年あたりコスト ラジカルシリコン 47.8万円 約10年 約4.78万円/年 無機系セラグラスX 55.3万円 約15年 約3.69万円/年 プレミア無機グランツ 66.0万円 約18年 約3.67万円/年 プレミア無機ハイグレード 68.5万円 約20年 約3.43万円/年 長く住むほど高グレードの方がコストが下がる構造です。 ポイント③|北九州エリアの気候特性に合わせる 北九州市・古賀市・福津市・宗像市の戸建ては、立地によって受ける気候負荷が異なります。 海沿いエリア(若松区・福津市・宗像市の沿岸部等):塩害による塗膜劣化が早い。無機塗料を推奨 工業地帯近接エリア(八幡東区・戸畑区等):大気汚染による塗膜の汚れが進みやすい。低汚染機能付き塗料が有効 内陸郊外エリア(八幡西区・古賀市の一部等):標準的な気候負荷。コスパ重視でラジカルシリコンも十分機能 弊社は累計4,866棟の現場経験から、立地ごとの最適解をご提案しています。 ポイント④|認定施工店で純正品を選ぶ 塗料選びと同じくらい重要なのが、施工する業者が「認定施工店」かどうかです。 認定施工店は、メーカーから純正品の塗料を正規ルートで入手し、メーカー指定の施工マニュアルに基づいて施工する業者を指します。一般の業者では、並行品や類似品が混入するリスクがあります。 弊社は1級塗装技能士と2級建築士のダブルライセンスを持つ代表が直接対応します。「家のプロ(建築士)」と「塗装のプロ(職人)」の両輪で、20年以上長持ちする塗装を実現できる体制です。 詳しくはアイルペイントが選ばれる理由もご覧ください。 外壁塗装の塗料選びで陥りやすい失敗|訪問販売の営業文句に注意 塗装業界には残念ながら、一部の悪質な業者が存在します。国民生活センターによれば、訪問販売によるリフォーム工事の相談件数は近年増加傾向にあります。 本章では、塗料選びでありがちな失敗パターンを3つ紹介します。 失敗パターン 注意ポイント ①「20年保証」の落とし穴 保証範囲・条件・倒産時の扱い ②「最高級無機塗料」の真偽 無機成分配合率・純正品確認 ③認定施工店ではない業者 純正品入手ルート・施工品質 失敗①|「20年保証」の営業文句の落とし穴 「うちは塗料の20年保証付きです」という営業文句には、以下の点を必ず確認してください。 保証範囲:塗膜剥離のみか、変色・退色も含まれるか 保証条件:年1回の有償点検が必須など、条件付きの場合あり 保証の主体:塗装業者の自社保証か、メーカー保証か 倒産時の扱い:業者が倒産した場合、自社保証は無効化する 長期保証を信頼するためには、保証書の細かい条項まで確認することが重要です。 失敗②|「最高級無機塗料」の真偽 「うちが扱う無機塗料は最高級です」という説明にも、確認ポイントがあります。 無機成分配合率:何%の無機成分を含むか。低配合のものは実質シリコン塗料と同等 メーカー名と製品名:具体的な製品名を確認。「特注の無機塗料」は要警戒 認定施工店であるか:純正品の入手ルートを持っているか 弊社が扱うKFワールドセラシリーズは、認定施工店経由のみの純正流通です。 失敗③|認定施工店ではない業者の施工リスク 認定施工店ではない業者が「○○塗料を使います」と言っても、実際には類似品や並行品が混入するリスクがあります。 また、メーカー指定の施工マニュアル(下塗り回数・乾燥時間・気温条件等)を遵守しないと、カタログ通りの耐用年数を発揮しません。 弊社は悪徳業者撲滅を目指す立場で活動しています。屋根に登らず透明性の高い「ホワイトな診断」をドローンで実施できるのもこの活動の一環です。 アイルペイントの外壁塗装プラン|北九州市・古賀市・福津市で4,866棟の実績 ここまでお読みいただいた方向けに、弊社アイルペイントの外壁塗装プランをご紹介します。北九州市・古賀市・福津市・宗像市で累計4,866棟の施工実績を持つ、地域密着の塗装専門店です。 本章では以下を解説します。 項目 概要 4プランの比較 ラジカル〜プレミアム無機まで価格と耐用年数で選ぶ 屋根塗装との組み合わせ 同時施工で足場代を節約 お見積の依頼 隅々まで調査を代表が直接対応 外壁塗装4プランの比較(戸建120㎡基準・税込) 弊社の外壁塗装プランは、グレードごとに4種類ご用意しています。 プラン 塗料 価格 耐用年数目安 年あたりコスト ラジカルシリコン エスケー化研「プレミアムシリコン」 47.8万円 約10年 約4.78万円/年 無機系塗料 KFケミカル「セラグラスX」 55.3万円 約15年 約3.69万円/年 プレミアム無機 KFケミカル「KFワールドセラグランツ」 66.0万円 約18年 約3.67万円/年 プレミアム無機ハイグレード KFケミカル「KFワールドセラグランツハイグレード」 68.5万円 約20年 約3.43万円/年 価格には塗料代・足場代・メッシュ代・高圧洗浄・下地補修・下塗り・上塗り2回・工事保証・アフターフォローが含まれます。 屋根塗装との組み合わせで長期コストをさらに削減 外壁塗装と屋根塗装を同時施工すると、足場代を1回分に抑えられます。屋根単独で塗り替える場合と比べ、トータルで10万〜20万円程度のコスト削減効果があります。 弊社の屋根塗装プランは20.0万円〜32.3万円(戸建70㎡基準)でご提供しています。 お見積りのご依頼 現地の調査にて、悪い部分はないか、どのような状態になっているなどを隅々まで確認させていただいて調査報告書にまとめてご報告させていただいております。 ご家族で「次の塗り替えはいつ?」「予算はどれくらい?」とお話しされている段階でも歓迎です。お気軽にご利用ください。 まとめ|外壁塗装の塗料は「年あたりコスト」と気候特性で選ぶ 本記事では、外壁塗装で使われる5種類の塗料の比較と選び方を解説しました。要点をまとめます。 塗料はアクリル・ウレタン・シリコン/ラジカル・フッ素・無機の5グレード 単純な価格より「年あたりコスト」で比較すると判断が変わる 4つの判断軸は①居住予定年数 ②年あたりコスト ③気候特性 ④認定施工店 訪問販売の「20年保証」「最高級無機塗料」には3つの確認ポイント 外壁塗装は人生で1〜2回しか経験しない、大きな買い物です。だからこそ、業者の言葉だけで決めず、ご自身の知識と判断軸で選ぶことが大切です。 弊社アイルペイントは、北九州市・古賀市・福津市・宗像市で累計4,866棟の施工実績、KFワールドセラ純正無機塗料の九州エリア第1位(2024年度)対応エリア唯一の認定施工店、1級塗装技能士+2級建築士のダブルライセンスを持つ地域密着の塗装専門店です。 塗料選びでお悩みの方は、お見積りのご依頼で具体相談をご利用ください。
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