外壁塗装のひび割れの補修材の種類と使い方!適切な選び方施工手順を解説
2025.11.09 (Sun) 更新
外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや建物の劣化につながるため、早めの補修が重要です。
適切な補修材を選んで、丁寧に作業を進めることで、建物の寿命を延ばし、安心して暮らせる環境を維持することができます。
この記事では、外壁のひび割れ補修に適した補修材の種類や選び方、そして具体的な使用方法について解説します。
外壁塗装のひび割れに適した補修材の種類と選び方
ひび割れの幅・深さ別最適な補修材を紹介
外壁のひび割れの補修には、ひび割れの幅や深さに応じて適切な補修材を選ぶことが重要です。
例えば、ごく細いヘアークラック程度のひび割れであれば、弾性のあるコーキング剤が最適です。
一方、幅が数ミリ以上ある、あるいは深いひび割れの場合は、エポキシ系樹脂モルタルやポリウレタン系樹脂モルタルなどの強度のある補修材を使用する必要があります。
深さのあるひび割れの場合、ひび割れ内部にまで補修材が浸透するように、下地処理を丁寧に行うことが大切です。
また、ひび割れが大きい場合は、補修材を複数回に分けて塗布するなど、適切な施工方法を心がけましょう。
ひび割れの状態を正確に把握し、それに合わせた補修材を選択することで、効果的な補修を行うことができます。
材質や接着性、耐久性なども考慮し、最適な製品を選ぶことが重要です。
モルタル壁サイディング壁など素材別の補修材の選び方
外壁の素材によっても、使用する補修材は異なります。
モルタル壁の場合は、セメント系や樹脂モルタル系の補修材が適しています。
これらの補修材は、モルタル壁との密着性が高く、耐久性にも優れているため、長期間にわたってひび割れの再発を防ぐ効果が期待できます。
一方、サイディング壁の場合は、サイディング材の種類や塗膜の状態に合わせて、適切な補修材を選ぶ必要があります。
塗膜が剥がれている場合は、まずは塗膜を剥がしてから、下地に適したプライマーを塗布し、その後補修材を塗布する必要があります。
素材に合わせた適切な下地処理と、密着性の高い補修材を選択することで、美しい仕上がりと、長期的な耐久性を確保できます。
素材の特性を理解し、適切な補修材を選択することが、効果的な補修を行う上で非常に重要です。
使いやすい補修材の特徴とメリットデメリット
外壁のひび割れ補修を行う場合、扱いやすさや安全性も重要なポイントです。
近年では、初心者でも扱いやすいチューブタイプの補修材が多く販売されています。
これらの補修材は、手軽に塗布できるため、DIYでの補修に最適です。
しかし、DIYで補修を行う際には、使用する補修材の特性を理解し、適切な施工方法に従って作業を行うことが大切です。
例えば、乾燥時間や養生期間を適切に守らないと、補修箇所の耐久性が低下したり、ひび割れが再発したりする可能性があります。
また、高所での作業は危険を伴うため、安全に配慮して作業を行う必要があります。
DIYで補修を行う場合は、安全性を最優先し、必要に応じて専門会社に依頼することも検討しましょう。

外壁ひび割れ補修材の使い方と手順
下地処理の方法と手順ひび割れ周辺の清掃と下地調整
補修材を塗布する前に、ひび割れ周辺の汚れや浮き上がった塗膜などを完全に除去する必要があります。
高圧洗浄機やワイヤーブラシなどを用いて、丁寧に清掃を行いましょう。
清掃後、ひび割れ周辺の表面をサンドペーパーなどで研磨し、補修材との密着性を高めます。
下地処理が不十分なまま補修材を塗布すると、補修材が剥がれやすく、ひび割れが再発する可能性があります。
そのため、下地処理は補修作業の中でも特に重要な工程です。
丁寧に時間をかけて行うことで、補修効果を高めることができます。
また、ひび割れの深さによっては、ひび割れ内部にまで補修材が浸透するように、下地処理を工夫する必要があります。
補修材の混合比率と適切な塗布方法
補修材は、製品によって混合比率が異なります。
パッケージに記載されている指示に従って、正確に材料を混ぜ合わせることが重要です。
混ぜ合わせが不十分だと、補修材の強度が低下したり、ムラになったりすることがあります。
また、塗布方法も製品によって異なります。
ヘラや刷毛などを用いて、ひび割れに沿って丁寧に塗布します。
塗布後、表面を平らにならし、気泡が入らないように注意します。
補修材の特性を理解し、適切な塗布方法を行うことで、美しい仕上がりと高い耐久性を確保することができます。
正確な混合と丁寧な塗布は、補修の成功を左右する重要な要素です。
乾燥時間と養生期間その後の外壁塗装について
補修材を塗布後、完全に乾燥するまで時間を置く必要があります。
乾燥時間は、使用する補修材の種類や気温、湿度によって異なります。
パッケージに記載されている乾燥時間を確認し、十分に乾燥させてから次の作業に移りましょう。
また、乾燥後も一定期間、補修箇所に直接触れないように養生する必要があります。
養生期間中は、雨や直射日光を避けるなど、補修箇所の保護に十分注意しましょう。
乾燥と養生を適切に行うことで、補修箇所の耐久性を高め、外壁全体の美観を維持することができます。
乾燥後、必要に応じて外壁塗装を行うことで、より高い耐久性と美観を実現できます。

まとめ
この記事では、外壁のひび割れ補修に適した補修材の種類と選び方、そして具体的な使用方法について解説しました。
ひび割れの幅や深さ、外壁の素材、そしてDIYの可否など、さまざまな要素を考慮して最適な補修材を選び、適切な手順で作業を行うことが重要です。
丁寧な下地処理、正確な混合比率、適切な塗布方法、そして十分な乾燥と養生を行うことで、外壁のひび割れを効果的に補修し、建物の寿命を延ばすことができます。
これらの情報を参考に、安全に作業を進めてください。
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